「水に溶ける」とは?

化学では、極性があるものは、水に溶けやすいが、極性のない有機物質などは水に溶けにくく、有機溶媒に溶けると言います
けど、「溶ける」って何?

電荷、極性があるものは何故水に溶けるのか?
理解を簡単にするために、まずは水に溶けない物の場合を説明する。
水自体は、分子の形状のゆがみから極性をもつ。
水のような極性溶媒中では、極性を持たない溶質、非極性物質は極性溶媒の電荷からの反発を受けるので、散らばって存在するよりは、自らが固まりあって水との接触面を最小にしようとする。従ってこのような物質は水に拡散できず、溶けない。

逆に極性、電荷を持つ物質はストレス無く極性を持った水の中に分散できる。
だから水に溶けるのである。

イオン性の物の場合は本来有るべき水分子と入れ替わる置換型の溶解、しょ糖のような分子性物質は水のクラスターの間隙に入り込んでいく侵入型の溶解をする。
前者ではクラスターを形成する水分子群の中の一部と置き換わる訳であり、後者の場合はクラスターの中のすきま若しくはクラスター間の間隙に収まってしまう。

だそうです。
水に溶けるとはより